朝食はビュッフェ形式。 おかゆは白粥。 外は雨です。 台北は雨が多い国。 ツアーについている半日観光に参加。 8時40分集合でした。 9時少し前に「中正記念堂」に到着。 広い。 さすがに蒋介石記念堂だけあります。 ここでおこなわれるのが、毎正時ごとの 衛兵交代。 映画やニュースで欧米のものは よく見ますが、 台北でもやってます。 これが国父・蒋介石総統です。 敬礼。 さて、次に案内されたのは 「忠烈祠」とあるとおり 慰霊の御廟です。 日本でいうなら靖国神社といった建物らしい。 もっとも、こちらには日本軍と戦った方々も祀られています。 こちらでも毎正時には 衛兵交代の儀式がおこなわれます。 こちらでは 門と御廟の間を衛士が往復します。 雨上がりの庭を行進する衛士は イケメンばかり。 イケメンは見飽きたので 古いものを見に行きます。 「故宮博物院」 入場券のデザインは翡翠の白菜。 中で本物を見ました。 書のコーナーには、 「赤壁の賦」の原書がありました。 英訳では“RED CLIFF”とあります。 ここで唐詩選のお勉強。 壬戌之秋、七月既望、蘇子與客泛舟、遊於赤壁之下。清風徐来、水波不興。挙酒蜀客、誦明月之詩、歌窈窕之章。少焉月出於東山之上、徘徊於斗牛之間。白露横江、水光接天。縦一葦之所如、凌萬頃之茫然。浩浩乎如馮虚御風、而不知其所止、飄飄乎如遺世独立、羽化而登仙。於是飲酒楽甚。扣舷而歌之。歌曰、桂櫂兮蘭漿。撃空明兮泝流光。渺渺兮予懐、望美人兮天一方。 壬戌の秋、七月既望、蘇子客と舟を泛べて、赤壁の下に遊ぶ。清風徐に来りて、水波興らず。酒を挙げて客に蜀して、明月の詩を誦し、窈窕の章を歌う。少焉して月東山の上に出でて、斗牛の間に徘徊す。白露江に横はり、水光天に接す。一葦の如く所を縦にし、萬頃の茫然たるを凌ぐ。浩浩乎として虚に馮り風に御して、其の止まる所を知らず、飄飄乎として世を遺れ独立し、羽化して登仙するが如し。是に於て酒を飲みて楽しむこと甚。舷を扣いて之を歌う。歌に曰く、桂の櫂、蘭の漿。空明を撃って流光に泝る。渺渺として予懐い、美人を天の一方に望むと。 蘇東坡さんの詩も書も、なつかしい響きです。 こちらは外観。 こちらも、で、で