八丈岩への遠い道
ママチャリを置いて。
スタートはくろんど池。
桜の季節も過ぎ、少し閑散。
池から一歩踏み出すと、大阪府。
歩き始めて、まず下り。
川沿いに10分ほど下ると、くろんど園地の案内所。
ここまでは前にも来たことがある。
入り口の地図で、今日の目的地を確認。
中央下部にある「獅子窟寺」がそれ。
だが、図には所在はあるものの、ルートとしては記入がない。
不親切このうえない。
だが、方向は分かったので、とりあえず、歩き出す。
案内の看板はたっぷりある。
スタバ以上に決断力が要求される。
くろんど園地の外周沿いに進む。
左に下る道を探すのが最適。
はじめは登り。鎖場もあり、面白い。
良く整備されたハイキング道。
子供たちが喜びそうな広場やアスレチックも。
見晴らしのよい展望所もあちこちに。
昔の案内板は文字が読めない。
親切な人が
公共の看板に案内を書いてくれていた。
「岩」と「ししくつ寺」がかろうじて読める。
ありがとう。
振り返ると確かに三方へ分かれ道がある。
そして道標もこのとおり。
ちゃんとあるじゃん。
ここからは、下りの方が多い。
途中、交野高校や交野ドームも見えたりして。
突然、道の前に岩が。
その後も巨石、巨岩と石仏に見守られて、八丈岩に到着。
景色をながめてから、お寺へ。
きれいなお寺。
高野山真言宗とご縁がまた。
国宝薬師如来拝観には予約が必要とか。
本堂前は展望良好。
ここまで、くろんど池から約50分。
ま、こんなものか。
帰りに、八丈岩で昼飯。
大きな岩だ。ハイキングガイドの写真とは少し違うような。
後ろの岩にはピトンが残されていた。
覗き込むと怖い。
それほど登りとは感じないで歩く。
先の案内標識まで戻る。
コースを変えて帰ることに。
いったん登るが、あとは下り。
コースを変えても時間は同じくらい。
くろんど池まで帰り着くとカエルの合唱が迎えてくれた。
それにしても、くろんど園地は園地だけの案内しかないというのは不親切。
コースが続いているのだから、京阪電鉄と共同できちんと整備すべき。
そんな仕分けを命じられているのだろうか。