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10月, 2011の投稿を表示しています

雨の奈良散歩

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10月30日(日) 雨が降り出す前に奈良へ。 奈良公園は駐車場も満杯。 天候は下り坂とはいえ、観光は上り坂。 実は m-family さんからご招待を受けていた。 ということで、小規模ながら味わい深い特別開扉になっている。 その後は、東大寺ミュージアムという案もあったのだが、 雨で、こなぎたちの足下も悪くなって、早々に帰還。 だれだい、頭からつっこんでるのは? 帰路に、秋篠の森近くのカフェ「デイ・バイ・デイ」へ。 なかなか落ち着いた雰囲気で味わえる。 いいお店です。  

風立ちぬ昔の作家は今そこに

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10月10日(月・祝)  軽井沢の旅3日目。  早朝、地名のもとになった「牛ケ滝」がすぐそこにあるというのでハイキングにいくことにする。といはいえ、セゾン美術館の前から1.5キロほど車道を歩くことになり、朝からそれもなんだから、ということで遊歩道入り口の駐車場まで車で行く。  駐車場にはトイレも完備され、ここらは観光地として面目躍如。  遊歩道は入り口に入ってすぐの所で通行止めになっており、管理用の車道を歩くことになる。それでもアスファルト道ではなく砂利を敷き詰めた道路なので、まだまだハイキング気分。  ほどなく最後の木の階段を登り切ると滝の正面に到着。  崖がえぐれており、上からのしかかってくるような迫力。水量もたっぷり。なかなかのものだね、と感激。  結局歩いたのは往復30分強で、運動量はあがらない。ただ昨日ほど寒さは感じないので、ここらでも気温差はいろいろあるのだと思わせる。  さて、宿に帰って朝食後にチェックアウト。  きょうの行動開始はJAでのお買い物。  なんと、行列の出来るJA。  地元の産品を生産農家が直接持ち込んで販売しているようだ。  まだ真新しい野菜を買い込んで出発。  そこから2、3分のところに「ツルヤ」というスーパーがある。地元民をはじめ観光客らしい人たちも大勢いて、にぎやかなものだ。帰りの車の中で呑むだの、食べるだのとかまびすしい。  それに大きい。これほど規模の大きな店は大阪、奈良でも少ないのではないか。  とりあえず、昼飯になる食材を買い込む。  お酒のコーナーも品揃え豊富なので、「千曲錦」なる、このあたりで作っているお酒を買って、これは正月まで保存・・・  さて、軽井沢ともお別れ。  その前に、帰り道にある追分宿に立ち寄る。 追分宿では地域イベントもあって、おおにぎわい。  こちらは名作の舞台になったといわれる「油屋」旅館。  いまは旅館としての営業はしておらず、今回のようなイベントで使われているそう。  ひととおり村を歩いたので、見学タイム。  手っ取り早く、郷土資料館でお勉強。 このチケットは「堀辰雄記念館」とセットになっている。 というので、記

ひとごみと山の景色と秋の旅

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10月9日(日)  軽井沢の旅、二日目。  朝から歩く習慣を続けるため、6時すぎから宿の周囲を歩く。  去年はセゾン美術館からまわって来たので、なんとなく方向だけはつかんでいる。早朝の薄い霧の中のようで、晴れているのに陽は差し込んで来ない。    牛ケ滝温泉の横を下って、野鳥の森まで到着。  するとクラシックカーの行列が走ってくる。  あとで新聞を見ると、この連休中に関東のあちこちを周回しているそうな。たまたま巡り合ってラッキー。  結局50分ほど歩いて、寒い空気の中だけど少し朝ばむくらいで帰着。    さて、朝食後は旧軽井沢へ。  まずは軽井沢駅前の500円駐車場へクルマをおく。  歩き出して驚くのは観光客の多さ、貸し自転車も大盛況、旧軽銀座もすでにラッシュ状態。  旧軽の人ごみを抜けて、旧中山道の入り口へ。  ここからは山道、45分くらいかけて旧碓氷峠の展望台へ。  展望がすごい。すこし靄がかかっているが、群馬県がわの山々が見渡せる。不思議な山容を見せる山もあり、すこしびっくり。  あとの予定もあるので、シャトルバスで下りることに。500円もするのに満員状態で出発する。  10分もあれば旧軽の繁華街のど真ん中。  バスは最後に万平ホテルまで。ちょうど結婚式の準備が整ったようで、花嫁さんの姿も。    駅まで戻って、プリンスホテルのマーケットで昼食。  ライスコロッケなるものをいただく。  店の前ではテイクアウトのコロッケを求めるひとたちが行列。  アウトレットで、こなぎのトレーナーとズボンを購入。おみやげにする。  爺には T シャツを買っていただく。  買い物に疲れて、物見遊山の旅は続く。  こんどは国道18号線を高崎方面へひた走る。とはいえ、軽井沢を出れば、すぐそこは碓氷峠。あとは9キロほど下るのみ。  そこにあるのが横川第3橋梁。ディスカバー・ジャパンの CM で有名になった旧信越本線の架橋跡。いまは橋梁の上まで登れるし、横川駅までのハイキング道も整備されて

走りぬき秋の初めの軽井沢

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10月8日(土)  昨年夏以来の軽井沢へ。  朝6時に出発、途中2度の休憩をはさんで、午後1時に到着したのは、浅見光彦ミステリーでおなじみ内田康夫さんの別荘で、カフェとして営業されている「軽井沢の芽衣(めい)」。  駐車場も満杯で、大勢の人でにぎわっている。  時間帯としてはまだまだ昼食の時間帯で、名物ドライカレーなんかもよく出ているようだ。われわれは紅茶でケーキ。  ポットに入って出て来たのは、注文したプリンス・オブ・ウェールズ。この砂時計が面白い、下から上に、砂ではないが油滴が昇っていくのだ。これが上がりきって治まれば飲み頃だそうな。  たまたま内田さん本人も奥様とともに滞在されておられたので、来客との応対に姿を見せられ、遠景で失礼ながらパチり。  さて、紅茶のあとは森へ散歩に。ときたま妖精が姿を見せるとかで、ひやひやものだが、きょうは出会うこともなく、残念というか、ほっとしたというか。  次に、駅に少し戻って、軽井沢タリアセンへ。  タリアセンというのはウェールズ語で「輝ける額」とか。あの建築家フランク・ロイド・ライトが自分の工房にタリアセンと名づけていたなど、エピソードはいろいろ。  塩沢湖の周囲に美術館が並んでいる。今回は3つの美術館入場券がセットになったチケットを購入。  まずは「ペイネ美術館」。70年代に日本で有名になったペイネさんだが、その美術歴は古いものだった。日本へはその後に来られ、軽井沢へも探訪されている。  湖面から少し登ったところにある「深沢紅子(こうこ)美術館」はカフェ兼美術館。2階ではゲストの展覧会が開かれている。  あとは塩沢湖をぶらーり一周。  一旦タリアセンを出て、斜め向かいの「軽井沢高原文庫」へ。  こちらはヘルマン・ヘッセとドクトル・マンボウこと北杜夫さんの昆虫関係の図書と資料が展示の中心。  帰りに駐車場の横の喫茶店でコーヒー。  ここは有島武郎の別荘だったという。  コーヒー豆を挽く音がしたあと、おいしいコーヒーが届いた。  さて、新幹線のレ