10月8日(土)
昨年夏以来の軽井沢へ。
朝6時に出発、途中2度の休憩をはさんで、午後1時に到着したのは、浅見光彦ミステリーでおなじみ内田康夫さんの別荘で、カフェとして営業されている「軽井沢の芽衣(めい)」。
駐車場も満杯で、大勢の人でにぎわっている。
時間帯としてはまだまだ昼食の時間帯で、名物ドライカレーなんかもよく出ているようだ。われわれは紅茶でケーキ。
ポットに入って出て来たのは、注文したプリンス・オブ・ウェールズ。この砂時計が面白い、下から上に、砂ではないが油滴が昇っていくのだ。これが上がりきって治まれば飲み頃だそうな。
たまたま内田さん本人も奥様とともに滞在されておられたので、来客との応対に姿を見せられ、遠景で失礼ながらパチり。
さて、紅茶のあとは森へ散歩に。ときたま妖精が姿を見せるとかで、ひやひやものだが、きょうは出会うこともなく、残念というか、ほっとしたというか。
次に、駅に少し戻って、軽井沢タリアセンへ。
タリアセンというのはウェールズ語で「輝ける額」とか。あの建築家フランク・ロイド・ライトが自分の工房にタリアセンと名づけていたなど、エピソードはいろいろ。
塩沢湖の周囲に美術館が並んでいる。今回は3つの美術館入場券がセットになったチケットを購入。
まずは「ペイネ美術館」。70年代に日本で有名になったペイネさんだが、その美術歴は古いものだった。日本へはその後に来られ、軽井沢へも探訪されている。
湖面から少し登ったところにある「深沢紅子(こうこ)美術館」はカフェ兼美術館。2階ではゲストの展覧会が開かれている。
一旦タリアセンを出て、斜め向かいの「軽井沢高原文庫」へ。
こちらはヘルマン・ヘッセとドクトル・マンボウこと北杜夫さんの昆虫関係の図書と資料が展示の中心。
ここは有島武郎の別荘だったという。
コーヒー豆を挽く音がしたあと、おいしいコーヒーが届いた。
さて、新幹線のレールをまたぎ越し、夕暮れのラッシュをかわして、今夜のお宿に到着。
健保組合の保養所にお世話になる。
いつもの晩御飯コラージュ。
ごちそう様でした。
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